想いは遥か、虹を駆ける・・・
私たち人間は、二足歩行が基本であり、二本の脚で走ることを大きな特徴としてきました。
その脚は今、歩く、走るという用途だけではなくなり、自転車のペダルを踏み込む力に利用して、極限のスピードを競ったりしています。
私たち人間は一体何処へ向かおうとしているのだろう・・・。
そんな事も、考えてみたりします。
極限のスピード感やスリル感、そこにどんな魔力が隠されているのか・・・ふと、覗いてみたくもなります。
きっと、得体の知れない魔物が潜んでいるのかも知れませんね。
ロードレーサー ・・・
それはとても奥の深い乗り物ですが決して乗る人を限定させてしまうものではありません。
乗りたいという想いがあればどなたにも乗ることの出来る自転車です。
目的やスタイルも色々あって然るべきで、レースシーンでの使用は言うまでもなく、ロングツーリングや輪行、ポタリングや通勤などにも大いに活躍してくれる筈です。
ご存知のようにロードレーサーはシャープな外観に弧を描いたドロップハンドル。
いかにも乗りにくそう、私に乗れるかしら・・・と尻込みされる方は少なくないはず。
でもご安心ください。 初めは誰もが初心者です。
いきなりロードレーサーを自在に操れる人など居るはずがありません。
どんなライダーも乗り込むことで理想的なライディングポディション、ペダリング技術、そしてパワーを身に付けて距離を走破する為のノウ・ハウを獲得していくのです。
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ロードレーサーに乗る楽しみをより一層アップさせるためのポイントとして、私から一つ、提案があります。
それは、清く正しく美しく!出来得る限り 「ナルシスト」 になって乗ってもらいたい、という事です。
サイクルウェアを揃えれば良いというだけの話ではありません。
「俺は何がなんでも見た目で勝負!すべては形から入るんだ・・・!」
誰も文句は言いません。
レクリエーション気分を満喫しようとする気持の表れですから大いに賛成です。
何よりも初めにサイクルウェアの抜群の機能性を実感されるのですから楽しさは倍増し、気分はジェットエンジン搭載!
「どこまでも突っ走れ~!」 となるかも知れませんね・・・!
しかし、サイクルウェアは単なるアクセサリーでなくトータルとして、
イケてる自分をアピール出来ているかどうか・・・
肝心なのはライダーの意識が走るシルエットに反映され表現されているか否か、ということです。
(例えばの話として)(極、稀にお見掛けしますが)・・・
出っ尻で上半身が反り返りハンドルゴリラ握りでガニ股ペダル
というのでは、せっかくのサイクルウェアも台無しです。
頭のてっぺんからつま先までレーシングスタイルでバッチリ決めていれば間違いなく人目は引くでしょう。
でも表面をなぞらえただけの満足で果たして真のナルシシズムと言えるかどうか・・・?
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趣ある世界を楽しんで、美しきナルシストに・・・・・・
適正なフレームサイズの自転車に乗る事は当然の前置きとして、ハンドル幅やステムの長さ、角度、サドルの高さや前後位置などを見合った数値にセッティングし、その上で、骨盤を起こして脇を開かず、理想とする背中のアーチを作る乗車姿勢が出来ているか・・・、踝(くるぶし)が高い位置で小さな円を描く(イメージの)効率の良いペダリングが行われているか・・・など。
更に、疲労の蓄積やパワーロスを抑える走りをするにはどのような工夫が必要か・・・等々を考えながら自転車を走らせる事が 「真のナルシスト」 になっていく為の内なる要点ではないでしょうか。
美しさを追求しながら走るという事はロードレーサーを乗りこなすまでの過程で、正確な技術と必要となる筋力を身に付けていく事に繋がり、また課題を意識しながら走るという実に趣きに満ちた世界を楽しむ事でもあります。
ただ、公道を走っている時にそればかりに気を取られていると周囲への注意や減速が大変疎かになります。
自動車、オートバイ、歩行者等には十分に気をつけてください。
また根の詰め過ぎは精神衛生上良くありません。
時には息抜きも必要ですから、四季折々の風景を楽しんだり、歌を口ずさんだり、持てる心の余裕は出来るだけ持つのが良いと思われます。
清く、正しく・・の清くの意味合いは色々ありますでしょうが、それぞれに感じられる事柄を実践していただけたら様々な面でプラスになるのではないでしょうか。
それから、サイクルウェアはタイトフィットのロードレーススタイルからラフなカジュアルスタイルまで、お好みや時々に応じて着分けるのも楽しみの一つだと思います。

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心は駆り立てられて・・・
夏の初めから秋にかけて、ヨーロッパそれぞれの大地で壮大なスケールで繰り広げられる世界3大ステージレース・グラン・ツール・・・
薔薇色のチャンピオンジャージマリア・ローザを賭けて争われる「ジロ・デ・イタリア」。
シャンゼリゼに燦然と輝く栄光のイエロージャージマイヨ・ジョーヌの座を争う「ツール・ド・フランス」。
キング・オブ・スペインの称号ゴールデンジャージマイヨ・オロを奪い合う「ブエルタ・ア・エスパーニャ」。
超人たちの激闘に私たちは酔いしれ、そして圧倒されます。
人々を魅了する格別なもの、即ち「格好良さへの憧れ」という単純明快な理由から、いつしか私たちの胸には魔物が棲み始めます。
その魔物に心は駆り立てられ、誰もがみな理想とする自らの走りを追い求めようとしてしまうのです。
ロードレーサーに憧れを抱き、これから始めようという方は是非ともロードレーサーの持つ奥深さを味わって欲しいと思います。
楽しみのスタイルは百人百様に、例えばロングライドイベントや耐久レースに参加されるのも良いでしょうし、人知れず峠のワインディング・ロードを駆け抜けるのも一興です。
ロードレーサーは乗ることで必ずや楽しさが分かります。
更に探究を深める中で溢れる魅力は大いなる喜びとして謳歌されることでしょう。
お若い方はもちろんのこと、Arond(アラウンド)40,50,60,70・・・
ロマンを追うことに制限はなく、スタートラインはひとりひとりの足元に常に引かれています。
いくつになっても光り輝く七色の虹を追いかける・・・
素敵な事だと思いませんか・・?!
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